男医と検査器具

おしっこでHIV感染?入院中に検査で発覚?

エイズは今でも不治の病として恐れられています。
人によってその思いも異なり、必要以上に気にする人もいれば、どんな無茶な事をしても全く気にしない人もいます。
例えばHIV感染を気にし過ぎてしまう人は、俗に言うエイズノイローゼに陥ってしまいます。
HIV感染は通常、性行為感染や母子感染、輸血や注射器の使い回しなどの血液を媒介する感染でしかルートはありません。血液や精液、膣分泌液、唾液、母乳、尿、涙等にHIVウイルスは含まれていると言いますが、尿や涙に限ってはHIVの量も微量であるため、これによって感染に至る事はありません。
ただエイズノイローゼになってしまった人は、ほんの少しのHIVウイルスの事も気になり、公衆トイレで他人のおしっこに触れてしまったかもしれない等の理由で感染を心配する人もいます。
心配し過ぎると普通の日常生活を送るのも難しくなるため、どこかで自分を納得させ、ケリをつけていく事も大切です。
一方、HIVはどこか他人事、自分は絶対に感染しないと思っている人達も要注意です。
HIVは例え感染したとしても、初期症状が現れる人は極わずかです。
しかも初期症状はインフルエンザや風邪のような一般的な症状なので、よほど気にしていない人でないと、それがHIVの症状とは気づきません。
HIVに感染すると普通は5~10年間は無症状の状態が続きます。この期間が特に人に感染させてしまう可能性があるので恐ろしい病気なのです。
自らの意思でHIV検査を受けない限り、入院や手術前の検査で発覚したり、女性だと妊婦検査の時に感染を告げられる事もあります。また体調を崩して病院へ行くと、すでにエイズを発症してしまっている事もあります。
HIVは恐ろしい病気と言っても、早めに治療を開始すれば普通に長生きする事も可能なため、必要以上に恐れずにHIV検査を受ける事が大切です。