男医と検査器具

HIV検査の方法の特徴と副作用について

HIVとはヒト免疫不全ウィルスをことを意味します。私たちの体内では様々な細菌やウィルスなどの病原体から体を守る働きをするTリンパ球やマクロファージという細胞があります。これらの免疫機能を持つ細胞にHIVが感染して様々な免疫不全症を発症するのがエイズという病気です。HIVの感染経路は主に口腔や膣などの粘膜から、血管に到達するような皮膚の損傷からとされています。そのため最も多いのが異性や同性間の性行為で感染するケースです。また母親から胎児への出産時の感染なども懸念されています。HIV感染症は発症したところで特に激しい自覚症状などは無いのも、発見が遅れてしまう原因の1つとされています。主な症状としては発熱や頭痛・全身の倦怠感やリンパ節の腫れなどがあるようです。これらは他のウィルスに感染した状態と非常に酷似しているため、HIVに感染したことを気付かないまま何年も経過してしまう方も少なくないと言います。HIV感染症は約5年程度で感染者の体から免疫力を徐々に奪っていく恐ろしい病気です。病気が進行するにつれ体の免疫力が著しく低下するため発熱や食欲不振・嘔吐や倦怠感などの症状を併発します。その後最終的な段階まで免疫不全が達するとエイズとなり、悪性腫瘍や認知症などを発生することもあります。HIV感染症は治療を開始するのが遅ければ遅いほどに、患者の生活の質の低下やその後の余命などに大きく影響する病気です。それだけに早期発見が何よりも肝心です。現在ではHIV検査は全国各地の保健所等で無料且つ匿名で検査が可能となっています。一般的にHIV検査の第一段階の方法は採血をして簡易的に感染の有無を調べます。検査の副作用等は特に無く陰性であればその場で結果が分かることもありますので、少しでも不安がある方は早目にHIV検査を受診することがおすすめです。